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2011年7月

2011年7月29日 (金)

本物と現寸模型

私は、普段見ることができない著名な建物で

現寸模型の展覧会があるときは

極力行くようにしている。

それは、「百聞は一見に如かず」だからである。

本物と同じサイズで造っている模型は

その空間のスケール感を感じることができる。

それがたった1回体感するだけで間隔は忘れない。

本や、建築雑誌では決して味わうことができない体験である。

しかも、海外のものが東京の美術館などで体感することができる。

いままでに、3回この体験をした。

一つは、4年ぐらい前、六本木ヒルズ森美術館であった

ル・コルビュジェの展覧会での

ユニテ・ダビタシオンやカップマルタンの休暇小屋。

死ぬまでにはフランスに本物を見に行きたいが、

いまはこの体験でよい。

二つ目は、ワタリウム美術館であった、ルイス・バラガンの展覧会。

これは前々から本でみていてできれば本物を見たいと思っていた、

ルイス・バラガン自邸の室内の現寸模型。リビングの天井高さ、

窓の雰囲気を体感したかった。

本の写真では、吸い込まれそうないい空間に見える。

会場もそれなりの感覚を味わえた。

この会場構成は妹島和世+西沢立衛/SANAAが行っている。

現物はメキシコシティである。

三つ目は、また次に・・・。

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展覧会写真がないので、六本木ヒルズ展望フロアよりの眺めを・・。

2枚目右下にちょびっと国立新美術館(設計:黒川記章)が写ってます。

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2011年7月22日 (金)

墨入りモルタルの色

外部まわりや玄関のモルタル仕上げは、

ただのグレーより、

墨が入った濃いグレーの方が、

しまってよい。

墨だが真っ黒ではない、濃いグレーである。

これがミソ。

真っ黒だとやはり見た目きつすぎる。

濃いグレーは心地よくモダンにしまる。

時間とともに経年変化し多少は色あせる。

それも味である。

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2011年7月16日 (土)

無塗装の木

無塗装の木は、

木のにおいが存分に楽しめる。色も自然でいい。

内装材だと、床材(天然木無垢フローリング)、

壁材(天然木羽目板貼)、

天井材(天然木竿縁天井)、

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色々あります。

木の種類もいろいろあります。

松や、桧、杉、床材はクリ、ナラ等など。

ただ、一般的には汚れ止めとして、塗装をしますので、

塗装方法によっては、木の呼吸が妨げられてしまいます。

無塗装が、自然の木の色、香りが感じられると思いますが、

床や壁は、どうしても汚れが気になるため、

オイル拭きなど、膜を作らず、

子供が舐めても大丈夫な、木材保護塗料を塗布します。

例えば、オスモ(ドイツ製)など。

できれば、自然の木の色、経年変化を楽しんでもらいたい為、

色がついていない、できる限り濡れ色にもならない、

塗装をお奨めすることが多い。(お客様の好みに合わすのですが)

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2011年7月13日 (水)

軒の出、庇

本日は軒の出、庇について。

日本の住宅は、夏を旨とし、

夏は陽が入りにくく、

冬はそれなりに陽が入るよう、

少し深い軒があった。

それによって、雨の多い、

日本の建物の外壁も守っていた。

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しかし、現在は箱型の家も増えてきており、

デザインもよい。

箱型だと庇がないものも、かっこうがいい。

しかし、雨降りの時は窓を開けずらい。

それぞれの利点欠点を理解したうえで、

どちらを選ぶかである。

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2011年7月12日 (火)

住宅の照明その1

住宅の照明について。

皆様はどんな照明をどこにつけていますでしょうか。

日本の住宅の照明は、今でこそLEDというものが出てきましたが、

それまでは、白熱灯か蛍光灯でした。

一般的には蛍光灯が明々と部屋中を照らしているイメージが強いですが、

蛍光灯の特性として、光がよくまわり柔らかい影となります。

全体が明るくなるのですが、ビジネス、昼といったイメージです。

住宅の明かりは光の色と、明るさのメリハリも大事です。

暗いところもあってあかるいところもいきてくる。

一般にはベースの明るさはダウンライトで補うことが、

シンプルであきのこない空間になります。

天井の低い和室にもあいます。

もちろん和室には提灯もあいます。

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全体はダウンライトで補うのですが、すべてがダウンライトでは、

物足りなさが出てきます。

そこで、特徴あるペンダントライトを

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ダイニングにつるすと食卓が特別の場のように

浮き出てきます。

まわりは薄暗くてもよく、食卓だけを照らすのです。

ローソクのような柔らかい光に包まれた食卓。

いかがでしょう。

北欧の照明をみていると心が温かく感じる。

アアルトの建物を観にフィンランドにもいきたくなる。

暖色のランプの色がリラックスさせる。

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ランプの種類の話ははまた別の機会に。

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